2006年 12月 26日 ( 1 )

ファンクの父、JB死去

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「ショービジネス界一の働き者」「ミスター・ダイナマイト」「セックス・マシーン」「ゴッド・ファーザー・オブ・ソウル」、そして「ファンクの父」と呼ばれたソウルの帝王、JB(ジェームス・ブラウン)が昨日、ジョージア州アトランタの病院で、肺炎の為にこの世を去りました。享年73歳。

日本ではファンク、ソウルに興味が無くても「ゲロッパ!!」で有名やし、映画「ロッキー4」にも『Living in America』を歌って本人が出演してたんで、JBを知ってる人も多いかと思います。味噌ラーメンのCMに出て、「味噌ッパ!!」って叫んでんのを観た時は大爆笑しました。

f0119519_231828.jpg現在ではライヴアルバムというのは珍しくありませんが、彼の出世作となった『ライヴ・アット・ジ・アポロ』が発売された1963年には、「ライヴ」と名がついていても、スタジオ録音に観客の声をかぶせた程度の物しかなく、JBが発表した本物のライヴは常識を覆す作品やったんです。
当然レコード会社から猛反対され、JBは借金をして自費で録音します。作品を聴いたレコード会社は発売は許可するものの、シングルとして発表することを提案したのです。

当時ヒットを狙う為には、ラジオで流してもらいやすいように、シングルで作品を発表するんが当たり前だったからです。でもアルバムとして売りたいと考えていたJBはこれを実行しませんでした。ところがこのアルバムはシングルを出さないまま売れ続け、片面全部をかけてくれるラジオ局まで現れました。こうしてヒットチャートに何と1年以上(66週間)も居座り続けることになったんです!
シングル重視だった当時の音楽業界に、LP(アルバム)単位を重視する流れを作ったのは、JBの功績が大きかったのは言うまでもありません。

もちろん我々ファンクやソウルを愛するミュージシャンに与えた影響は計り知れないし、妥協を許さないプロフェッショナルな仕事っぷりは、後々まで語り継がれることでしょう。
クリスマスに亡くなるってとこもJBらしいのかも(涙)
「ファンクの父」ジェームス・ブラウン、御冥福をお祈りします…。
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by ROCKY-sama | 2006-12-26 03:09 | Music(20)